テルマエ・ロマエ
ヤマザキマリ
エンターブレイン (2009/11/26)
このマンガを知ったきっかけ ほのぼのマイタウン 編集長のひとりごと で紹介されていたため。 |
最近、ン十年振りかでマンガを読んだ。 若い人が奨めてくれ、借りたのは「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリさんというマンガ作家、現在ポルトガル在住だそうだ。最近、漫画大賞に選ばれた作品。 「ローマの浴場」という意味の題名が示す通り、古代ローマ、ハドリアヌス皇帝時代の浴場がテーマ。ルシウスという浴場の設計技師が仕事に悩みまくり、ある時浴場の排水口からワープして、現代日本の風呂へタイムスリップするという奇想天外なストーリー。 発達した日本の風呂文化に驚愕するルシウスが面白い。無論日本人とは知らないから「平たい顔族」と日本人を表現する。困るたびになぜか日本の温泉や家庭風呂にワープして、その設備や道具を真似して造り、皇帝にも依頼されるほど出世していくのである。お風呂限定の痛快冒険マンガという発想がユニークだ。 一話ごとの作者のコラム的な話も興味深い。浴場の遺跡や取材先である日本の温泉の写真も載っている。 あちこちの浴場設計のため、3年間家を留守にしたルシウスがようやく妻に会えると帰ったら、そこにあったのは妻の離縁状・・・で続く・・・ う~ん、はまりそう。単純な私としては。やはりマンガは日本の文化です。おすすめマンガですよ。 ほのぼのマイタウン 編集長のひとりごと |
『テルマエ・ロマエ』(THERMAE ROMAE)とはヤマザキマリによる日本の漫画作品である。コミックビーム(エンターブレイン)にて連載。当初は不定期連載だったが、2010年4月号から定期連載中。単行本は2010年4月現在、ビームコミックスより1巻が刊行されている。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 |
「テルマエ」とはラテン語で「浴場」のことらしく、「ロマエ」はローマのことだから「ローマの風呂」という意味のタイトルになる。 紙屋研究所 より |
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