2010年11月1日月曜日

300人委員会 「世界人間牧場計画」の準備はととのった


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 著書名 300人委員会 「世界人間牧場計画」の準備はととのった

 著者 ジョン・コールマン
 出版社 KKベストセラーズ
 発表年 1999年

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 著者略歴

 購入日 不明
 きっかけ BookOff
 目的 陰謀論を知る
 目標 キーワード キーマン 

目次

300人委員会を暴露する


ローマクラブの邪悪な謀略家たち

タヴィストック人間関係研究所

スタンフォード・リサーチ・センター

ビートルズと東インド会社

秘密世界政府のドラッグ・ビジネス

「世界人間牧場」の胎動

コントロールされる世界

ウォーターゲート事件再論

ジョン・F.ケネディ暗殺の真相〔ほか〕







コメント






リンク

ジョン・コールマン

・ダニエル・エスチューリン『ビルダーバーグ倶楽部 世界を支配する陰のグローバル政府』(バジリコ、2006年)



・赤間剛(元読売新聞記者、作家)は『フリーメーソンと国際陰謀の極秘構図』(廣済堂出版、1997年)

・300人委員会

・300人委員会とは「闇の世界政府」のことです


●アフリカ国民会議●ブリティッシュ・ペトロリアム●カナダ国際問題研究所●キリスト原理主義



●エジプト開発協会●帝国化学工業●国際戦略研究所●マルタ騎士団●スカル・アンド・ボーンズ



●パレスチナ開発財団●テンプル騎士団●ロイヤルダッチシェル●社会主義インターナショナル



●南アフリカ財団●タビストック人間開発研究所●テンプル・マウント財団●無神論者クラブ●イエズス会●ローマクラブ



●マグナ・カルタ団●RIIA●円卓会議●フリーメーソン●ウォーレン委員会●ウォーターゲート委員会



●世界教会会議●NASA●米国科学アカデミー●アメリカ赤十字●アメリカ陸軍●アメリカ海軍●国務省●財務省●中央情報局(CIA)



●国際通貨基金(IMF)●国際決済銀行(BIS)●国際連合(UN)●ドイツマーシャル財団●北大西洋条約機構(NATO)



●世界野生生物基金●グリーンピース●社会主義インターナショナル



●世界銀行●アメリカン・エキスプレス銀行●イタリア商業銀行●オランダ銀行●コロンビア銀行●イングランド銀行●連邦準備銀行●パナマ国立銀行●ジュネーブ銀行●アイルランド銀行●スコットランド銀行●カナダ王立銀行●モルガン銀行●シティバンク●クレディ・スイス●バンクオブアメリカ 





●ゼロックス●IBM●RCA●CBS●NBC●BBC●レイセオン●リーマンブラザーズ●ゼネラル・エレクトリック(GE)●フォルクス・ワーゲン社



●ハーバード大学●プリンストン大学●マサチューセッツ工科大学●YMCA●コロンビア大学 



●全米世論調査センター●ハドソン研究所●国際連盟●CFR●イギリス王立協会●アメリカシオニスト連盟



●アスペン研究所●アメリカ新聞協会●ビルダーバーガーズ●国際赤十字●アメリカ法律家協会





まだまだ これは ほんの一部です





晴耕雨読「300人委員会」  世界は「大宗教戦争」のまっただ中にある

 バビロンの捕囚の中に“パリサイ派”という秘密結社ができたが、このタルムード派ユダヤ教の中からルシファー悪魔大王を崇拝する“カバラ学派”が出現し、トーラーとエホバを信仰する伝統的なユダヤ教を捨てた。
この勢力はヴェネチア、オランダ経由で17,8世紀に大英帝国をそっくりまるごと取り込んだ。無神論的な思想を根底にもち、先に紹介したロスチャイルド家はこの一派である。18世紀に英国東インド会社の300人評議会を母胎にして全世界的に発展させた“300人委員会”が設立された。
このあたりの事情は意図的な撹乱工作もあって、歴史的に縁遠かった日本人には特に理解しがたいものらしい (この委員会は無宗教と称しているが、私には終局的にユダヤ教を奉じているように見える)。

 300人委員会はその大部分が英王室、現在ならば女王エリザベス2世の支配下にある。メンバーには各国王室、サミュエル・ハンチントン教授、ジョン・メイナード・ケインズ、ジョージ・ブッシュ(現米大統領の父)、ヘンリー・キッシンジャー、ジョージ・シュルツ、エリー・ド・ロスチャイルド、サー・バートランド・ラッセル、H.G.ウエルズ、大来佐武郎 等の名が見える。
300人委員会のメンバーが死亡した時空席はその子孫が埋めるのが通例である。300人委員会は150年の歴史をもち、最高のすぐれた知性(?)が結集して完璧な全体主義で絶対的に管理された社会を形成しようとしている。

 300人委員会を代表する世界規模の研究機関・団体として著名なものはローマクラブ、スタンフォード・リサーチ・センター(SRC)、王立国際問題研究所(RIIA)、CIA、連邦緊急管理庁(FEMA}、外交問題評議会(CFR)、タヴィストック人間関係研究所、ランド・コーポレイション、イスラエルの安全を目指すアメリカ人の会など。
また企業としてブリテイッシュ・ペトロリアム(BP)、ロイヤル・ダッチ・シェル、ヴィッカーズ、アーサー・D・リトル社など、また多数の銀行。多くの組織はその名を知られていなかったりあるいは組織名と異なるその真の存在理由が巧妙に隠されている。そのほか300人委員会の名を伏せて活動する多数の下部組織、秘密結社がある。

 トーマス・ロバート・マルサスは天然資源には限りがあり、放置しておくと人口は幾何級数的に増えて資源を消耗し尽くすから、強制的にでも人口を抑制しなければならないと説いた。
もう一人フリードリッヒ・アウグスト・フォン・ハイエクは米国経済の土台は都市黒人市場、小さな香港型労働搾取産業、旅行産業、ドラッグ売買が盛んな自由な事業域、すべての工業活動の終焉、すべての原子力プラントの閉鎖に基づかねばならないとする。300人委員会のすべての戦略はここから出発しているという。

 ブレジンスキーは常に大衆をコントロールする必要性を説き、その標的としての米国は古くからの秩序を破壊され、ワン・ワールド政府=新世界秩序へと導かれていく政策を次々と導入される国家にするという。サー・ピーター・ヴィッカース・ホールは米国には19世紀の重工業に立脚した社会と脱工業化社会という二つの側面があり、後者が前者を淘汰し破壊すると説き、工業大国アメリカは衰退すると予言した。

 20世紀初頭から300人委員会のシンクタンクは時に応じて世論形成工作を行なった。第2次大戦前にドイツと日本は叩き潰すべき危険極まりない敵だと見なすように米国民はコントロールされた。同様にタヴィストック研究所の“イラクは脅威であり、サダム・フセインはアメリカに挑む凶暴な敵である”との洗脳プロセスに民衆ははめられた。湾岸戦争直前の2週間に米国はおろか世界中にイラクとフセインに対する敵意が形成された。

 300人委員会の実体はメンバーしか知り得ないが、過去にその意思が具現化されたとするいくつかの粛清事件がある。第1次大戦時にドイツ政府閣僚でロスチャイルド財務官だったヴァルター・ラテナウは300人委員会の存在を公言した後で暗殺された。
委員会の意向に逆らったジョン・F・ケネデイ大統領の暗殺、ウオーターゲート事件によるニクソン大統領の失脚、イタリア首相モロの暗殺、パキスタン大統領ウル・ハクの航空機事故死、朝鮮戦争中にトルーマン大統領によって突如解任されたダグラス・マッカーサー元帥はいずれも政局に大きな影響を与えた。

 FEMAは自作自演でスリーマイル島原発事故を起こし、マスコミを騒がせて人々が避難する集団ヒステリーを招くことで反核勢力を強めることに成功した。実は危険は何もなかったという。
タヴィストック研究所はビートルズのロック音楽を介して若者たちのLSDなどのドラッグ需要を急増させた。ミャンマーではイギリス東インド会社(BEIC)の後を継いだ国家法秩序回復評議会(SLORC)によってアヘンーヘロイン貿易の権益が独占されている。

 綱領はいずれも許し難い内容を具えているが、特に2)はひどい。人間の楽しみ、生きがいを奪ってしまう。
毎日米大リーグの野球中継を流す視聴者白痴化は4)かと勘ぐりたくなる。
世界的な原発の廃止は5)と8)によると思い当たる。フリーターの増加は10)に関係する。先月米国で発生した大規模な停電、東京で飛込み自殺による電車の運行停止の頻発なども11)と関係があるのか。そして世界的なテロの頻発はまさに20)であって、綱領は決して夢まぼろしではないと思い知ったときに慄然とする。

 本書には直接触れられていないが米国大統領が現在も委員会の意向に逆らえないのは明白で、米英両国がイラク開戦に踏み切ったのについては委員会の影がある。
こうしてみると紳士面をしている英国は嘗てアヘンを売りつけて中国を手ひどくいためつけ、インドを徹底的に搾取した昔から、ズル賢く裏に回っている現在まで極悪の国であり、虫も殺さない顔をしている英女王はその悪の代表、張本人に他ならない。
グローバリゼーションなどという風潮はまさしく委員会の政策そのものであるし、教育の混乱も彼らの差し金かもしれない。日本もよほどしっかりしないと悪魔の手にからめとられてしまう。

 コールマン博士は説く。たまたま結びついたに過ぎず一見したところ何ら関係なさそうなできごとが裏では密接につながっている。
それが大衆の目には用心深く覆い隠されているだけなのだ。陰謀者の正体を暴露せよ。それには一度失われたら二度と再生することのない我々のかけがいのない伝統や文化、これを守る戦略を立てられる経験に長けた人材を必要とする。陰謀者の方法論を学び、必要な対抗手段を取る必要がある。
急を要するが、こうした対抗策だけが国家を蝕む腐敗を食い止める手段なのだ。地球規模の陰謀を認めたがらぬ人がいる。結果的にこれは彼らの協力者になる。敵の姿を知ること。
これは何より必要だ。見えない敵と戦って勝つことなど不可能ではないか。我々の敵の実体を研究し、すべての名前を暗記するのだ。プロファイリングの技術を身につけよと。

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