2010年7月31日土曜日

神との対話










 
神との対話
ニール・ドナルド・ウォルシュ

サンマーク文庫
2002年
2008年 本屋にて 
始まり 1992年春、著者が神に文句を書いたところ、神が答え始めた。

・誰かに人生の真実を教えられる体験は輝かしい。
・感情は魂の言語だ。
 何かについて、自分にとっての真実を知りたいと思ったときには、自分がどう感じるかを探ってみればいい。
 最高の考えには、必ず喜びがある。
 もっとも偉大な感情は愛である。

 イラク戦争の原因となった大量殺戮兵器は結局なかったよね?

(アメリカ政府のプロパガンダによる戦争)

 見つからなかっただけじゃない。

(政府は正しく戦争は正しい)


・間違っていると思うときには、とくに耳を傾けるべきだ。
 前進するには、「私が間違っていると思ったことが、本当は正しいとしたら、どうだろう?」と自分に問うこと。

・正しい祈りとは、求めたりすがったりすることでは決してなく、感謝である。
 感謝とは神を信頼することであり、求めるより前に神が応えてくれると認めることだから。

・どんな祈りでもかなえられる。祈りとは、これが現実ですと認めることだから。
 そして、どんな祈りも、どんな考えや思い、感情も、創造につながる。

・祈りがかなえられないというときは、じつは心の奥底で「かなわないかもしれない」と信じている。

・「神は必ず求めるものを与えてくれる」という信念をもっている人は非常に少ない。


・不安に支えられた行動でなく、愛に支えられた行動をとるべき。
 そのとき、自分は本当は何者か、そして何者になりえるのかという、栄光に包まれた経験ができるだろう。
・あらゆる生命の目的はひとつしかない。
 生きとし生けるもの目的は、出来るかぎりの栄光を体験する、ということだ。

・人生とは発見ではなく創造のプロセスである。

・人生は、自分が何者であるかを思い出すため、そして創り直すためだ。

・人生とは、概念として知っていることを体験的に知る機会だ。
 何も学ぶ必要はない。

 (わたしたちは、すべての存在である神の一部であるから)
 すでに知っていることを思い出し、それに基づいて行動すればよい。

・魂は、知る必要のあることはすべて知っている。
 隠されていることは何もないし、知らされていないこともない。
 だが、知っているだけでは充分ではない。
 魂は、体験したがっている。

・まずはじめにあったのは「存在のすべて」であった。
 「存在のすべて」は自分を知ることができなかった。
 なぜなら、無も有もなく、ただ「存在のすべて」だけがあっただけだから。
 これが神話の始めで語られる「すべてであって/無である」状態だ。
 「存在のすべて」はすばらしさを概念で知っていたが体験的に知りえなかった。
 そこですばらしさを体験したいと考え、全体と部分をに自分自身を分割し、これと、あれ、そしてこれでもあれでもないものに自分自身を分割した。
 愛を知るために、愛と反対のものをつくり出した、それが不安である。

 わたしが、あなたがたを創造したのは、神としての自分を知るためだった。
 あなたがたをつくた目的は、あなたがたがわたしであることを知らせるためだと言ってもいい。
 あなたがた自身がわたし(神)であることを知る方法はひとつしかなく、
 それはまず、わたし(神)でないものとしての自分を知ることだ。

 自分が何であるか知るためには、自分ではないものと対決しなければならい。
 自分自身を定義するのは自分でないものによってなのだ。

「何かである」ためには、まず「そうではない」ことを体験する必要がある。

 あなたがたには、自分ではなくなることができない。
 あなたがたは神の子供、「純粋な、創造的いのち」なのだから。
 そこで、あなたがたは次善の方法をとった。
 自分が本当は何者であるかを忘れたのだ。
 物質的な宇宙に入ったとき、あなたがたは記憶を捨てた。
 忘れることで、単に王国の城で目覚めるのではなく、自分が何者であるのか選べるようになった。

 あなたがたは、これまでも、そしてこれからもつねに、神聖なる全体のなかの部分、身体の一部、手足、メンバーだ。
 だからこそ、全体に戻ること、神に戻ることは思いだすこと(リメバランス:remebrance)と呼ばれる。
 あなたがたは自分が何者であるかを思い出す。
 あるいは、自分の各部を寄せ集めて、自分のすべてを、すなわちわたしのすべてを体験する。
 
 したがって、地上でのあなたがたの仕事は、自分が何者であるかを学ぶことではなく(すべて知っているのだから)思いだすことだ。
 だから、ほかのひとにもそれを気づかせること、思い出すようにしむけることも大きな仕事のひとつだ。

 

 リンク
「神との対話」著者ニール・ドナルド・ウォルシュ公式HP 

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