2010年2月25日木曜日

今日から始めるホームページWebデザインBOOK















今日から始めるホームページWebデザインBOOK

坪沼真理

成美堂出版2002/9

目次

1.プロのデザインを学ぶ!タイプ別サンプル集

  1. 左右揃え
  2. シンメトリー(左右対称)
  3. レイアウト自由
  4. ヘッダメニュー
  5. 左インデックス
  6. Flashタイプ

2.ここで手を抜くな!Webプランニング

  1. テーマとメインターゲットを決める
  2. ページ構成を考える
  3. タイトル・キャッチコピーを考える
  4. ラフスケッチを描く
  5. トータルなデザインにする
  6. 必要な素材を用意する
  7. 更新を考えたページ作り

3.全体的なデザインテクニック

  1. 基礎レイアウト
  2. カラー
  3. フォント
  4. 具体的なレイアウト
  5. ナビゲーション

4.目的別に応じたデザインテクニック

 トップページ

  扉型 標準型 イメージマップ型 情報一覧型 

 コンテンツ

  ニュース カタログ(商品) フォトアルバム プロフィル・ダイアリー 掲示板・チャット サイトマップ FAQ・フォーム リンク集 更新履歴

5.画像制作に関するテクニック

6.知っておきたい!Webの基礎知識Q&A

フォントのイメージ

  • 明朝体・・・縦線に比べ横線が細く、点の形や跳ね・止めの部分に筆文字の名残がある。新しすぎず古すぎず、穏やかな印象がある。
  • ゴシック体・・・飾りがなく、合理的でモダンな印象。はっきりしているので、短い文章や単語を認識しやすい。
  • ポップ体・・・新しい書体のデザインが次々と作られている。カジュアルなイメージ。多用すると読みにくくなる。

イラスト

  • ページを和ませるキャラクターイラスト
  • 格調高いイメージを与える細密イラスト
  • 柔らかく、爽やかなイメージの挿絵風イラスト
  • パッと見てすぐわかる説明図

アニメーション

  • 動くものの説明として
  • ページのワンポイントとして

2010年2月18日木曜日

発想法













発想法
川喜田二郎
中公新書1967/6

「混沌をして語らしめる」

図解と文章化の技術。

叙述と解釈を厳密に区別する精神。

人間が全人的に生きると行くことはどういうことか?

(個人としてでなく、人類として生きるとどういうことか?)

全体的視野の中において考えていく

1.問題提起・・・何が問題か ブレーンストーミング 内部探検

  まず自分が問題だと「感じていることに、「関係ありそうな」ことがらを全部列挙してみる。

2.外部探検  何でも見てやろう

  問題に「関係ある」情報だけを集めたのではいけない。

  問題に「関係ありそうな」情報まで収集する。

  何となく関心をひく情報を集める。

  ・観察必須事項 1.とき 2.ところ 3.出所 4.採集記録者

  ・データの分類法・・・HRAF Human Relations Area Files

※当時は メモをカードにして、分類保存した。

3.資料を統合する  分類・要約・分析は科学的方法があるが統合はない。

  ブレーンストーミング・・・「独創力を伸ばせ」オズボーン

  1. 他人の意見を批判しない。
  2. 自由奔放に意見を述べる。
  3. 多量のアイデアを出す。
  4. 結合。他人の意見をうけて、それを発展させる。

 

KJ法A型(図解化)・・・ブレーンストーミングの意見を統合、構造化 構造計画

 意見をカードに書き写し、最初に小分けし、自然にグループを集めて大分けしていく。絶対に大分けからしてはいけない。ワクにはまった考えしかできなくなる。

 グループごとにおさまりの良い配置におく。位置関係から意味が見えてくる。

KJ法B型(文章化) 

なんらかの関係が見えてきたら、そこから文章化をしてもよい。その時点で課題が生じたらすぐに取り掛かってもよい。

 文章化にいきずまったとき、無理して文章を考えるのでなく、もう一度関係を見直したほうがよい。新たな関係を見落とさずにすむ。

 文章化のポイント

   叙述と解釈を分ける。自他共にわかるようにする。

 ※わざと、事実と憶測をあいまいにし、わからないことをわかりやすく解説し、扇動する報道がある。うわさ、世論のたぐい。

 きちんとデータから解釈し、行動のための情報を作り出す技術・・・インテリジェンス

 考えるポイント:世論は正しいのか?多数決は正しいのか?誤っていたときはどのように正すのか?自浄能力はあるのか?ないときはどうするのか?太平洋戦争は負けたからいけないのか?世論の責任は?ひとつこれだけは言える。自分で判断することを放棄し、報道をうのみにしていた人が多かった。結局、いまもかわりない。また同じことが起きる。

PERT・・・構造計画を手順計画に展開

≪KJ法の進め方≫
1.テーマを決める
2.ブレインストーミングを実施する
3.データをカード化する
4.内容が本質的に似たカードを集める
5.各カード群にタイトルをつける
6.次々と上位のグループにまとめていく
7.模造紙に作図する
8.作図を発表したり、文章化をする

KJ法

日本創造学会

まことの教師ならば、教壇の上から聴講者に向かってなんらかの立場を――あからさまにしろ暗示的にしろ――強いるようなことのないように用心するであろう。・・・「事実をして語らしめる」[すなわち、価値判断を価値判断としてフェアに明示するのでなく、抗いがたい既成事実に見せかけ、価値判断と事実判断との混同に誘い、既成事実への屈服を強いる]とすれば、それはもとより、もっとも不誠実なやり方である。

http://d.hatena.ne.jp/y_ttis/20070217/1171642886

マックス・ヴェーバー「職業としての教育」

2010年2月16日火曜日

☆☆☆Webデザイン超入門







Webデザイン超入門
太田公士
すばる舎2001/3


自分に合ったWebを作るために

1.イメージ:どんなイメージにしたいか・・・イメージの絞り込みが大切

2.ホームページの成り立ち・構成要素

 ・イメージをコンテンツに落とし込んでゆく

 ○ホームページの構成要素

  1.トップページ

  2.メニュー

  3.扉ページ

  4.情報提供

  5.日記・エッセイ・コラム

  6.最新情報ページ

  7.商品・サービス紹介

  8.プロフィールページ(会社案内)

  9.ギャラリーページ

  10.リンクページ

  11.掲示板:BBS、チャット

  12.表組みページ

  13.地図ページ

  14.アンケート・メール受付・受注発注シート

 ○全体構成のチャート(サイトマップ)を作る

3.形と動き・・・色を着ける前にまずレイアウト

 ・レイアウトの基本をマスターしよう

  1.左右対称形式(シンメトリー)

  2.パノラマ形式

  3.サークルネット形式

  4.組み写真形式

  5.バランス形式(ヤジロベー形式)

  6.枠囲い形式

  7.文字ライン片揃え形式

  8.スクウェア形式

  9.1点集中形式

  10.余白を生かす形式

4.色・・・全体のイメージを決める「支配色」を選ぼう

 ・色の持つ5つの役割

  1.主張色・・・商品、主役のイメージとなる色

  2.支配色・・・全体のトーン

  3.引き立て色・・・主張色を際立たせるための色

  4.融和色・・・強い色同士が対立した状態のとき、全体を融和するための色

  5.スパイス色・・・アクセントの色

 ・色彩の要素・・・イメージに合った色は何か?

5.配色・・・配色の妙がイメージにふくらみを与える

 ・目立たせるための配色効果

 ・安定させ、なじませるための配色

 ・イメージ表現のための配色

 ・あなたの主張やイメージはどこにある?

6.トップページ・・・Webの顔をどのように作るか

 ・何を重視したトップにするか

 ・メニューと組み合わせたレイアウトの6つのパターン

 ・トップページを飾る脇役たち

7.アイテム・・・ホームページにふくらみを持たせるアイテムを活用しよう

付録 Webで使えるRGB色見本

自分の好きなイメージ:青空、海、地球・・・水色、パステルカラー

 知らせること・・・プロの噺家は、同じ話を同じ人に聞かせても何度でも感動させることができる

 感動したこと・・・人、本、絵、音楽、映画、料理、出来事

 やること

 

相手に与えたいイメージ

 見て、聞いて、知って、感動して、共感して、意気に感じて、

共に動く

2010年2月13日土曜日

☆ザ・ゴール





ザ・ゴール
企業の究極の目的とは何か
エリヤフ・ゴールドラット
ダイヤモンド社2001/4

・・・この間が空きすぎ・・・原因不明!


思考のプロセスの活用 

 何を変えるか? 何に変えるか? どのように変えるか?

 科学者・・・仮説を立てる

 実験・テスト・・・仮説の実証

スペースが空きすぎるのは、テーブルとテーブルのつなぎ合わせが問題。

 次回の投稿で、テーブルを上下に並べるように投稿してみる。

 


















































何が問題か知ることが第一歩。
 → 目的を果たさない、目標を達成しない。原因と対策。

  目的も目標も明らかにされていないことが多い。
◎企業の究極の目的は、お金を稼ぐこと。
評価指標 

 三つの指標

 1.純利益

 2.投資収益率

 3.キャッシュフロー

工場を動かすための作業ルールを作りなおす
工場のための三つの指標
 1.スループット
 スループットとは、販売を通して作り出すお金
 2.在庫
 在庫とは、販売しようとする物を購入するために投資したすべてのお金
 3.作業経費
 作業経費とは、在庫をスループットに変えるために費やすお金
○質問
・ロボットをラインに投入して売上は上がったか?
 ロボットで作る量を増やすと効率が上がるため、オーダーのない部品までつくっていた。 
 効率を最優先にしていたため、利益が上がっていないことに気づかない。
 お客様の注文に遅れていることの重大さに気付かない。
 アイドルタイムをプロセスタイムに変えようと必死になる。

質問:ロボットを使った生産性とは、どの観点から見た生産性かね?
間違い:市場の需要に合わせて生産能力を縮小しても、スループットや在庫には影響しないと考えている。
従属的事象:ある事象が起きるために、その前に別の事象が起きなくてはならないこと
統計的変動:その時々によって変わる変化
工場のリソースを二つに分ける
・ボトルネック
・非ボトルネック
  ボトルネックとは、その処理能力が、与えられている仕事量と同じか、それ以下のリソースのこと。
  非ボトルネックとは、逆に与えられている仕事量よりも処理能力が大きいリソースのこと。 
 間違いだらけのルールにただやみくもに従うと、それがどんな悲惨な結果につながるか理解していない。
 問題の存在すら気づかず、また同じ過ちを(本人は過ちと思っていない)犯そうとしている。
過ちとは何か?目的や求める目標と違う結果が出ること。
評価が必要な理由
 1.お金を儲けるという企業の目標に向かって、どれだけその目標に近づいたのか把握する。
 2.組織の中の各部署、各人が組織全体の立場に立って、何が有益なのかを理解し、それを実行させることにある。
制約条件の理論
ステップ1.制約条件(ボトルネック)を「見つける」
ステップ2.制約条件をどう「活用する」かを決める
ステップ3.他のすべてを「ステップ2」の決定に「従わせる」
ステップ4.制約条件の能力を高める
ステップ5.「警告!!」ここまでのステップでボトルネックが解消したら、「ステップ1」に戻る。
ただし、「惰性」を原因とする制約条件を発生させてはならない。
思考プロセス
1.「何を」変えるのか?
2.「何に」変えるのか?
3.「どうやって」変えるのか?
周囲の力に頼ることなく、自分たちでできるよう、自らが学ばなければ駄目だ。

2010年2月9日火曜日

古代ユダヤ教


古代ユダヤ教

岩波文庫1996/9

マックス・ヴェーバー1920発表

内田芳明 訳





○賄賂と法律歪曲がその極みに達し

 旧約聖書 アモス書2-6、6-12、5-12、8-4、5-11、4-1、2-8

        イザヤ書1-23、10-2、5-8、3-16

        エレミヤ書7-6

        ハバク書3-9

        ミカ書2-1

タルムード

トーラー

2010年2月8日月曜日

心の原点


心の原点
失われた仏智の再発見
高橋信次
三宝出版1975/10

GLA







・心行・・・心と行い。

   足ることを知った心で生活し、報恩という行為を示していくことである。

    大自然という神の心。

    永遠の生命体を維持する循環の法。

    慈悲と愛。


    言葉というものは波動である。言霊は光の粒子である。

    話し手の心の在り方が、聞き手の心に作用する。



 大自然は調和という中道の心を教えている。

 大宇宙には心が存在する。

 そうしてその心は私たちの心にも同通している。


 心はエネルギー。宇宙にも私たちにもエネルギーがある。

 エネルギーは情熱と呼ばれるように、思いの強さで大きくなる。

☆壁を破る言葉


壁を破る言葉
岡本太郎
イースト・プレス2005/4







岡本太郎美術館

岡本太郎記念館








・なんでもいいから、まずやってみる。

 それだけなんだよ。

・芸術の世界では、自由は、

 おのれの決意次第だ。

 なにものにも束縛されずに発揮できる。

 社会に対して、ぶつけたいメッセージがある。

 言わずにはいられない。

 ならば、当然、表現のスタイルが決まってくる。

 内容が形を決めるんだ。

 どう表すか。

 それは自分次第。無限の自由がある。


・下手のほうがいいんだ。

 笑い出すほど不器用だったら、

 それはかえって楽しいじゃないか。

○人に理解されたり、よろこばれようなんて思うな。

 むしろ認められないことを前提として、
 
 自分を猛烈につき出すんだ。

2010年2月7日日曜日

☆ホームページにオフィスを作る


☆ホームページにオフィスを作る
野口悠紀雄
光文社新書2001/11
野口悠紀雄Online

☆ホームページは情報発信の手段だけではない。
むしろ、自分で使うために作ることを考えたほうがいい。

☆作ったホームページをどのように使うか!



・トップページ・・・できるだけ早く表示されること。

          サイト全体の構造が一目でわかるように作ること。

・インターネット情報源・・・有用な情報のありかを評価付きで紹介

・アーカイブ・・・記事、エッセイなど

         ブログにコピペして、タグを付けて検索できるようにしておく。

   アーカイブ(archive)とは、「記録や資料などをひとまとめにして保存すること」。

・本棚・・・参考文献

      解説付き読書ガイド

・フォーラム・・・自由議論

・MSYS・・・オフィスのメールシステム

       外部との連絡用



○ホームページでこんなことができる

  • 自分で使うホームページ
  • 存在を知ってもらう
  • 意見を読んでもらう
  • オンラインの同窓会と同好会
  • バーチャル・カンパニー
  • 会社での情報共有プラットホーム
  • 企業の対外用的ホームページ
  • 大学でのホームページ活用
  • eラーニング



○ホームページの自作はさほど難しくはない

・プロバイダと契約する

・無料サービスを利用する

・ホームページはHTMLで作成する。

 きちんとしたページを作るには、やはりHTMLの知識が必要。

  HTMLとは、ファイルをブラウザ(インターネット・エクスプローラやネット・スケープ、ファイヤーフォックスなど)上に表示したときに、どのように見えるかを指定する言語。

・FTPでファイルを転送する

※インターネットは集客に向かない。

 インターネットでビジネスをはじめようとしても、集客できない可能性が高い。

 集客のための情報伝達に関しては、受信者が受け身の状態でも自動的に情報が配信される在来型メディア(テレビ、新聞、雑誌、折り込み広告など)のほうがはるかに優れている。

◎認知してもらうこと。

 宣伝方法:ビラ配り・・・電車の駅。電車の中でちらっと読める、興味のある記事。

    詳細を読みたくなるようにして、自分のサイトへ誘導。

    商品やサービスを売る前に、自分のサイトを知ってもらうために、

    相手に興味を持ってもらう。

    ニュースの解説など・・・NHKのキッズニュースの大人版

      恥ずかしくて今さら聞けないようなことを解説。

      政治宗教などタブーに挑戦。

      キーワード「ちょっとおかいしいと思いませんか?」

 「ふつう私たちが会社のお金を使うときちんと領収書を残したりして、

誰が何にお金を使ったか、わかるようにし、

使途不明金をださないですよね。

もしいい加減なことをしていたら、

監査や税務署から厳しく追及されますよね。

政治家に対する監査役はマスコミと国民です。

どこからお金をもらったかだけでなく、

きちんと何に使ったか、追求すべきと思いませんか?

ご意見お待ちしております。

QRコード、HPのアドレス、メールアドレス、

HPには掲示板がありますのでそちらからもご意見お願いします。」




◎運用のヒントになるサイト



WEBアクセス向上委員会


訪問者に優しいWEBサイト作り


U-Site


○eラーニング
Advanced Visual Communication Center


FreeML・・・無料メーリングリスト


ヤフー・グループのメーリングリスト


e-手帳・・・web上でスケジュール管理


フォト・ハイウェイ・ジャパン・・・無料フォトアルバム


デジタルトランクサービス・・・一か月だけ10MB無料で使える。一ヶ月後から有料になるので注意


ブリンク・・・ブラウザ上でお気に入りを編集でき、ブックマークの共有が可能

2010年2月6日土曜日

☆☆思想としての近代経済学


思想としての近代経済学
森嶋通夫 1923/7/18~2004/7/13
岩波新書1994/2

Ⅰビジョンと理論
 市場の多様化と価格機能
1.リカード 2.ワルラス 3.シュンペーター
4.ヒックス 5.高田保馬 6.ビクセル

Ⅱビジョンの充実
 経済学と社会学の総合
7.マルクス 8.ウェーバー 9.パレート

Ⅲパラダイムの転換
 自由放任から修正主義へ
1.フォン・ミーゼス 2.ケインズ




森嶋通夫 1923/7/18~2004/7/13








デヴィッド・リカード 
David Ricardo
(1772年4月19日 - 1823年9月11日)
 経済学を体系化することに貢献し、古典派経済学の経済学者の中で最も影響力のあった一人であり、経済学のなかではアダム・スミスと並んで評される。彼は実業家としても成功し、多くの財を築いた。

 リカードは、1799年に出版されたアダム・スミスの『国富論』を読み、経済学に興味を持つようになった。その少し前の1797年にイングランド銀行が金本位制を停止し不換紙幣の増発からインフレーションを招来することになったが、これについて1810年にリカード(38歳)は『地金の価格高騰について──紙幣暴落の証明』(The High Price of Bullion, a Proof of the Depreciation of Bank Notes)という小論を発表、貨幣数量説に立って金本位制への復帰を主張した。







マリ・エスプリ・レオン・ワルラス 
Marie Esprit Léon Walras
(1834年12月16日 - 1910年1月5日)

 フランス生まれのスイスの経済学者。ヨーゼフ・シュンペーターによって「すべての経済学者の中で最も偉大」と評された[1]。また、経済学的分析に数学的手法を積極的に活用し、一般均衡理論の創造に参画した。

 ワルラスはまた社会改革の理想も父から受け継いだ。同時代のイギリスでファビアン協会に集まった社会主義者たちと同様、レオン・ワルラスは土地の国有化を提唱しており、地価はつねに上昇するので地代収入によって国家は課税の必要がなくなると論じた。









ヨーゼフ・アーロイス・シュンペーター 
Joseph Alois Schumpeter
(1883年2月8日 - 1950年1月8日)
 オーストリア出身の経済学者である。企業者の行う不断のイノベーション(革新)が経済を変動させるという理論を構築した。

 資本主義経済ではイノベーションの実行は事前に通貨を必要とするが、起業者は既存のマネーを持たないから、これに対応する通貨は新たに創造されるのが本質であるとシュンペーターは考えた。

すなわちイノベーションを行う起業者が銀行から信用貸出を受け、それに伴い銀行システムで通貨が創造されるという信用創造の過程を重視した。貨幣や信用を実体経済を包むだけの名目上の存在とみなす古典派の貨幣ヴェール観と対照的である。

「銀行家は単に購買力という商品の仲介商人なのではなく、またこれを第一義とするのではなく、なによりもこの商品の生産者である。・・彼は新結合の遂行を可能にし、いわば国民経済の名において新結合を遂行する全権能を与える」とシュンペーターは語っている。







ジョン・リチャード・ヒックス
John Richard Hicks
( 1904年4月8日 - 1989年5月20日)
 英国の経済学者。経済学において最も重要かつ影響力のある経済学者の一人として名高い評価を受けている。現在のミクロ経済学・マクロ経済学の全域に貢献した。ケインズサーカスの関係者である。爵位を賜ったことと学問的業績に敬意を表して「ヒックス卿」や彼以降、経済学が非常に細分化されたために「最後の偉大な経済学者」・「最後の伝説」や経済学の中心が英国からアメリカに移ったことから「英国最後の大経済学者」などとも呼ばれる。







高田 保馬
(1883年(明治16年)12月27日 - 1972年(昭和47年)2月2日)
 経済学者、社会学者、社会経済学者。文学博士。文化功労者。京都大学名誉教授。大阪大学名誉教授。
 
 「総合社会学」を否定し、独自の視点からジンメルの掲げた「形式社会学」の彫琢に努める。佐賀県内の多くの学校の校歌の作詞も手がけている。「勢力論」を提唱したことでも知られる。








ユーハン・グスタフ・クヌート・ヴィクセル
Johan Gustaf Knut Wicksell
(1851年12月20日 - 1926年5月3日)

 スウェーデンの経済学者。スウェーデン学派の祖。
 
 ヴィクセルの主要な知的ライバルは、経済はほとんど専ら長期価格の上に安定する、という貨幣数量説のより簡潔な説明を支持したアメリカの経済学者アーヴィング・フィッシャーだった。ヴィクセルの理論はこれに比べると、実体経済における変化の体系の中の利子率に始まる、かなり複雑なものだった。二人の経済学者は共に自分の理論から、景気循環(そして経済恐慌)の本質は政府の金融政策であると結論づけたが、彼等の間の意見の不一致は生涯解決されなかった。そして実際、半世紀の後に、ケインジアンとマネタリストとの間で政策論争が受け継がれた。







カール・ハインリヒ・マルクス
Karl Heinrich Marx
( 1818年5月5日 - 1883年3月14日)
 ドイツの経済学者、哲学者、革命家、ジャーナリスト。20世紀において最も影響力があった思想家の一人とされる。








マックス・ヴェーバー
Max Weber
(1864年4月21日 - 1920年6月14日)
 ドイツの社会学者・経済学者である。マックス・ウェーバーと表記されることもある(正式な名前はカール・エミール・マクスィミリアン・ヴェーバー (Karl Emil Maximilian Weber)。マックスはマクスィミリアンの省略形である)。同じく社会学者・経済学者のアルフレート・ヴェーバーの兄である。

 比較宗教社会学は、「世界宗教の経済倫理」という形で研究課題として一般化され、古代ユダヤ教、ヒンドゥー教、仏教、儒教、道教などの研究へと進んだが、原始キリスト教、カトリック、イスラム教へと続き、プロテスタンティズムへ再度戻っていくという壮大な研究は未完に終わった。

1911年 「世界宗教の経済倫理」の執筆を開始。
1916年 「儒教と道教」「ヒンドゥー教と仏教」を発表。
1917年 「古代ユダヤ教」を発表。








ヴィルフレド・パレート
Vilfredo Frederico Damaso Pareto
(1848年7月15日 - 1923年8月19日)
 イタリアの技師、経済学者、社会学者、哲学者。

 数理経済学の実証的な手法(統計分析)を用いて、経済社会における富の偏在(所得分布の不均衡)を明らかにした。これはパレートの法則とよばれている。この法則は、2割の高額所得者のもとに社会全体の8割の富が集中し、残りの2割の富が8割の低所得者に配分されるというものである。

 パレートは、このような概念によって、社会全体の福利の適正配分と効用の最大化を目指す経済政策を理論的に基礎づけ、厚生経済学におけるパイオニア的存在となった。







ルードヴィヒ・フォン・ミーゼス
Ludwig von Mises
(1881年9月29日 - 1973年10月10日)
 オーストリア・ハンガリー帝国出身の経済学者であり、現代自由主義思想に大きな影響を及ぼした。

 オーストリア学派を代表する一人と見なされている。古典的自由主義のために広範な著述や講演をおこなった。経済計算論争などで計画経済を鋭く批判したことで知られている、またファシズムを左翼に分類した点で画期的であり、門人のハイエクなどにも受け継がれる。貨幣的景気理論も有名である。







ジョン・メイナード・ケインズ
John Maynard Keynes
(1883年6月5日 - 1946年4月21日)
 イギリス生まれ、20世紀学問史において最重要人物の一人とされる。

 経済学者、ジャーナリスト、思想家、投資家、官僚。経済学において有効需要(着想自体はミハウ・カレツキが先であるとされる)に基いてケインズサーカスを率いてマクロ経済学を確立させた。

 経済学の大家アルフレッド・マーシャルの弟子であり、論敵アーサー・セシル・ピグーとは兄弟弟子、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインやブルームズベリー・グループとの交流は有名。

 ケインズサーカスとは、ジョン・メイナード・ケインズが一般理論を立脚させるために指揮した若手学者集団。このサーカスに関係した経済学者はいずれも世界的経済学者となった、多数のノーベル経済学賞受賞者を輩出している。
 主要メンバー
ジョーン・ロビンソン
リチャード・カーン
ピエロ・スラッファ
ジェームス・ミード
オースティン・ロビンソン





2010年2月4日木曜日

人はなぜ生まれいかに生きるのか


人はなぜ生まれいかに生きるのか
江原啓之
ハート出版1995/1







○魂は、永遠の冷静の進化を続ける旅人であります。

人間世界を第一の修行の場として、肉体の死を通過した後、

幽界、霊界、神界と進んでいきます。

・守護霊 ガーディアン・スピリット・・・守護霊の中心的役割

・指導霊 ガイド・スピリット・・・趣味や職業を世話する霊魂

・支配霊 コントロール・スピリット・・・人間の運命をコーディネイト

・補助霊 ヘルパー・スピリット・・・三役の霊の手伝い

○スピリチュアリズム・・・現代に生きる人に霊界から啓示された哲学


・シルバーバーチ


  霊性進化の道

 ・自ら蒔いた種は、自ら刈り取る

 ・人生は、苦難への感謝。

○人は、より高き霊格を得て神となるため、足りない部分を補うためにこの物質的な世界に身を置いている。

○人に悩みなど与えていない。あるのは問題だけである。自分にとって必要な問題をただ解決すればよいだけである。



・1848年 ポルターガイスト事件


・ドリス・コリンズ




・コラル・ポルジ



・アイビー・ノーセージ


・ヒーリング


・ハリー・エドワーズ


・SAGB


スピリチュアリズムの歴史


1950年以降のスピリチュアリズムの歩み

2010年2月1日月曜日

☆記憶力



記憶力


成功をもたらす無限の力


ウイリアム・W・アトキンソン


サンマーク出版2009/2











レッスン

  1. 記憶とは何か?
  2. 注意力と集中力
  3. 印象が大切な理由
  4. 目は心の窓である
  5. 耳は目より優れもの
  6. 聴覚を鍛えるエクササイズ
  7. 関連の法則とは
  8. 印象に関する13の法則
  9. 古代の記憶術に迫る
  10. 「テン・クエスチョン・システム」
  11. 数字とイメージ
  12. 道に迷わない人になる
  13. 人の顔の覚え方
  14. 名前の記憶術



一度読んだのにほとんど思い出せない。

・・・見て知っただけで、活用していないから。

心の底から、すごいと感動すれば、身についている。

感動という感情は何度でも味わうことができる。

感情を再現する表現力、再現力、スピーチ、図示、要約



記憶の仕組みについてご存じですか?

記憶は潜在意識に残っていて決して消えることはありません。

ビルから落ちて記憶が走馬灯のようによみがえることがあるように、

何かのきっかけで思い出すのです。

記憶を思い出すきっかけは、最初の印象が大切です。

印象を残すには注意力が必要です。

ですから、知性の高い人は注意力がある人で、

知性の低い人は、注意力が散漫なのです。

ですから知性は注意力にあります。

注意力を鍛えるには、日ごろの習慣が大切です。

どんなに複雑なことでも、かならず単純な部分に分解できます。

ものごとの全体像を知る最善の方法は、

各部分に注意することです。

  ドイツの心理学者、ヘーリング博士

  「細分化は進歩の母である」

メッツォファンティ枢機卿 100カ国語をマスター

○印象が大切な理由

 記憶の倉庫から呼び出すポイントは印象です。

印象が記憶の、大きさ、色、形を決めるのです。

  注意力が大きさ、興味が色を決める

 能力が発達した人は、興味のないものにも、

意志によって注意力が向けられ、

手に入れたい情報が、頭の中に入るまで、

注意力を留めておくことができます。

五感

 直接的・・・触覚、臭覚、味覚

 間接的・・・視覚、聴覚  光波と音波によって感じる

 外部からの印象をいつでも思い出すように、

注意力と関心を今おこなっている作業に向けて、

何を思い、どんな精神状態にあったのか、

必要な時に思い出せるように、心を鍛えてください。

 頭で覚えるより心で感情を記憶する

 注意力とは「意識を集中する」こと。

○正確な印象を受けとめるために視覚を鍛える。・・・目を鍛えるわけではない

 観察力を鍛える。    興味と注意力 はっきり見ること

観察力を鍛えるためのエクササイズ

1.正確に見る・・・気持ちを集中し、心に印象を焼き付ける

2.描いてみる・・・下手でもいい、全体と細部を描いていく

3.細部を見る・・・全体像より先に、部分をひとつづつ見て印象に残していく

4.説明する・・・見たものを説明する

5.一目で見る・・・文章を最初は単語、文、段落、ページと順に一目で見ていく

6.部屋を使う・・・部屋にあるものを列挙していく

7.一日を振り返る・・・思い出すことによって観察力が磨かれる

 視覚を通した認知力を鍛えると、頭の中の情報源が大いに増えると同時に、人生が楽しくなります。

ドルイド教 宿り木

音読すると、分析能力が生まれ、言葉の意味が頭に焼き付けれる。

ヒンドゥ・メソッド・・・最初は短いフレーズを覚え、繰り返し暗唱し、毎日少しずつ増やしていく方法

すべての印象はつながりを持っている。

何も考えていないときでも、無意識に関連の法則に従って印象は記憶される。

関連の法則とは、印象は、関連づけられて記憶される。

  1. 過去の印象と比較され、類似したものと一緒に保管
  2. 過去に類似したものがなければ、新しい場所に保管され、つぎに類似した印象があったとき同じ場所に保管
  3. 関連づけられたものが多いほど印象は強く記憶され、一つのものが思い出されると同時に記憶された印象も一緒に思い出される。

  注意力によって明瞭に記憶された印象は呼び出しやすい。

 類似点を見つける

   考え、事実、出来事、実例

印象に関する13の法則

  1. 集中して印象を残し思い出しやすくする。すなわち注意力と興味を持ってみる。
  2. 最初に受け取った印象を明確に記録する。
  3. 全体像をイメージしてから、ほかの印象を追加していく。最初から細かく記憶しないこと。
  4. 何度も繰り返して思い出す。
  5. 記憶を頼りに思い出すこと。
  6.   5は大切な原則
  7. 関連して印象を残すこと
  8.   関連した印象を一緒に思い出すこと
  9. 印象を残すには五感を最大限活用すること
  10. 弱い感覚苦手な感覚は鍛えなおそう
  11. 思い出せないときは同時に受けた印象を頼りに引き出す・・・一つの印象だけでなくできるだけ五感の印象を残す
  12. 11で思い出せないときは関連した印象を頼りに思い出す
  13. 思い出せなかった印象が突然よみがえったら、その時の印象を一緒に記憶する。

古代の記憶術・・・累積システム

 頭脳を鍛え、多くのことを記憶し、必要な時に思い出すシステム



記憶は出来ている。

思い出すは、探し出す。

探すにはタグが必要。

記憶のタグは印象。

印象を言葉や五感で表現。

言葉という知覚を感情の言葉で表現。

一つの印象をどれだけ多くの印象で表せるか。

味覚の発達と同じように知覚の発達は言葉の数と比例する。

単なる言葉でなく、自分で表現する言葉として使えることばとして。

いくら難しい言葉の意味を知ったとしても、活用できなければもったいない。

ただ、やたら難しい言葉をつかっても、嫌見になるだけ。適切に使うこと。

事実も表現の一部として使いこなさなければならない。

どれだけ関連づけ、一緒につかいこなすか。

いろいろな本と人と事実をつなげあわせストーリーを組立て、

感動させ、共感を生み、仲間をつくっていく。

記憶や印象のように、人と人も関連してつながっていく。

脳の細胞も神経によってつながることでどんどん機能していく。

比ゆ、暗喩、組み合わせが驚きと感動を生む。

感動

 泣く 笑う 尊敬する 綺麗 美しい すごい かっこいい かわいい

 素晴らしい 立派 すっきり 思い切りの良い 感じよい やさしい

 受け取る印象

 与える印象

 感情を事実で表現 価値判断の言葉をつかわずに表現

   ガンジーは自分を殺した暗殺者も許した

 事実と具体例の威力・・・明確なイメージを伝える

 事実だけでは伝わらない

 偏見、先入観、無関心、無感動、無理解、無責任、偏屈

 事実と 価値 状況を 表す言葉 解釈する言葉 行動する言葉


記憶はすでにある。

どれだけ見つけやすく整理して印象を残すかは、注意力と関心による。

自由に意志によって記憶を思い出させるには、復習が大切。

一つのことを完全に覚えてから次にすすみましょう。

十のことをいいかげんに知ることよりも、

一のことを十分に知ることが大切。

 覚える作業を短縮するよりも、復習して思い出す作業を優先すること。

覚えることが目的でなく、記憶を自由に扱う能力を鍛えることが目的。

テン・クエスチョン・・・印象を復活させるための10の質問

  1. そのものの由来と起源は?
  2. そのものの始まりと理由は?
  3. そのものの歴史は?
  4. そのものの特質や個性があるのか
  5. そのものの活用方法は
  6. そのものは何を表しているのか、象徴しているのか
  7. そのものから連想するもの、関連したものは何か
  8. それからどんな結果で、何が起きるのか?
  9. その結果、未来はどうなるのか
  10. 自分はそのものについてどう考えるのか、その理由

  ものを詳しく調べる最高の方法は、それについて質問することです

「できる人」の話し方&コミュニケーション術






「できる人」の話し方&コミュニケーション術
なぜか、「他人に評価される人」の技術と習慣
箱田忠昭
フォレスト出版2005/3
インサイトラーニング株式会社代表

目次
プロローグ
 「話し方」「コミュニケーション」が仕事やプライベートでどれほど大切であるか

1.絶対に知っておくべき人間の心理

2.良い人間関係をつくるための話し方

3.説得力ある話し方

4.プロの交渉術

5.身体の使い方・・・ボディーランゲージが重要

6.クレーム対応方法




プロローグ

○「できる人」という評価は常に「他人」行っている。

○「好き」「嫌い」であなたの能力は決められている

○できる人=能力 × コミュニケーション能力

・アンドリュー・カーネギー・・・自分より賢い人の使い方を知る男、ここに眠る

・松下幸之助・・・学歴なし、貧乏、病弱






1.絶対に知っておくべき「人間の心理」

○人に好かれて、コミュニケーションをよくすることは、誰にでもできる。

○好かれるコミュニケーション
  1. 好意
  2. 好感
  3. 好印象

○意外な人間の心理

・人は事実でなく言葉に反応する

  よい仕事をした時に上司に「すごい、ありがとう」と褒められると、気分が良くなる。

  逆に「あ、そう」とそっけない反応や

  「もっとうまくできないの」と言われたら気分が悪くなる。

 常に相手の喜ぶことをいわなければならない

    イヤなことより相手が喜ぶことに的を絞って話をする。

・人はあなたの話を見ている

   人は話す内容より、話し手の態度や誠意を見ている。

   棒読みの原稿

 電話で話を聞く態度も相手は感じている。クレーム対応を、机に足を投げ出して、ふんぞり返るように電話で対応し、「申し訳ございません」と言っても相手は「この人、本当に謝る気があるのか」と思う。

○「人はかなりいい加減である」ことを忘れるな!

  あいまいさを避けるために

  • 数字を使う
  • 対比させる
  • 確認する、念を押す
  • 繰り返し訴える

○人はまず否定する生き物だ

  とにかく一番最初は、否定し、文句がでるものと覚悟する。

  しかし、それは本気ではない。「ノー」といいう挨拶のようなもの。

○コミュニケーションは、相手に好意を持ってもらうこと、少なくとも嫌われないことから始まる。

○どんな状況も抜け出すWIN-WIN

 よく知っていて、好意を抱いているような間柄であるとコミュニケーションはスムーズで、仮に話し合い交渉してもお互いがハッピーになる相互満足型(WIN-WIN)になる。

○具体的に好かれる行動

  1. こまめに顔を出す・・・ザイアンスの法則「人は会えば会うほど好きになる」
  2. ほめる・・・相手に好きになってもらうなら、何が何でもほめること ほめ言葉+ほめた理由
  3. 楽しい雰囲気つくりをする・・・明快肯素「メイカイコウソ」、明るくて、快活で、肯定し、素直であること
  4. 相手の重要感を満たす・・・「自己重要感」親身に人の話を聞いてくれる人に、私たちは心を開く。相手の重要感を満たす三大メッセージ「あなたは重要な存在だ」「あなたは必要な人材だ」「あなたはすごい」
  5. 相手に"触れる”・・・ストローク理論、エリック・バーンが研究。スキンシップ。直接触れない場合は、心にタッチする。心のこもった一言で。

○言ってはいけない一言

  

たとえば、友人が「このごろ胃が痛くて」と言ったとき、

   悪い例 「大丈夫だよ。気のせいだよ」

        「がんばれば痛みもなくなるよ」

      相手の感情にさからった励ましは逆効果

   よい例「それは大変だね。しっかり検査したら」

     相手の現在の感情、心に同調すること。

     相手の立場に立って、心配したり、

     同情することの方が「心へのタッチ」になる。


2.良い人間関係をつくる「話し方」

○三つの悪いクセ

  1. すぐ否定するクセ
  2. すぐ話の腰を折るクセ
  3. うわの空でいるクセ

   これは無意識にラポーを壊している

○相手の心にベルトをかけよう

 心のベルト・・・ラポー

○上手に話すより、アクティブリスニング

 相手はもっと話を聞いてほしいと思っている

○共感ゾーンを引き出そう・・・相手との共通点を見つける

 「実はわたしもそうなんですよ」

 「あなたと同じですね」

 「仲間なんですね」

○セルフディスクロージャー・・・自己開示

 相手に共感ゾーンを示す。

○質問技術・・・相手を知ろうとするように質問する

  たとえば、相手への関心を示すとか、同意する、賛成するとか、ペースを合わせるようなコミュニケーションスキル。

 相手にとって「良い人」「好かれる人」になれば、あなたはその人の心にベルトをかけたことになる。

 わたしたちは似ている人、共通点の多い人に好感を抱くものである。

○五つの共感ゾーン

  1. 趣味
  2. 共通の知人
  3. 共通の体験
  4. 事実の一致:血液型、出身地、出身校、家族構成
  5. 共通の信、信念:尊敬する人 ※政治、宗教は避ける

○波長を合わせるページング技術 BMW

 1.B ものまねすればいい、「ボディーランゲージ」

   さりげなく、そっとあわせること。

   ミラーリングとも言う。

   動作、姿勢、目線など合わせる。

 2.M 「ムードづくり」は相手の気持ちに合わせること 

   相手が喜んでいるときは、一緒に喜ぶ。

   相手が悲しんでいるときは、一緒に悲しむ。

 3.W 相手と同じ単語を使う

   相手が使う言葉を使うようにする

   パロッティング法・・・オウム返し法

   相手と同じスピードに合わせる。

   相手の声の大きさに合わせる。

   ※専門用語の使い方

・ページングにプラスワン

  具体的には、

  「暑いですね」

  「本当に暑いですね。夏休みはどこかお出かけですか?」

   疑問形をなげかけ、単なる挨拶だけで終わらせずに、会話を楽しむようにする

○人間関係のゴールデンルールは「相手の立場に立つこと」である。

○できる人の聞き方

 ・メモを取る

 ・復唱する