2010年2月13日土曜日

☆ザ・ゴール





ザ・ゴール
企業の究極の目的とは何か
エリヤフ・ゴールドラット
ダイヤモンド社2001/4

・・・この間が空きすぎ・・・原因不明!


思考のプロセスの活用 

 何を変えるか? 何に変えるか? どのように変えるか?

 科学者・・・仮説を立てる

 実験・テスト・・・仮説の実証

スペースが空きすぎるのは、テーブルとテーブルのつなぎ合わせが問題。

 次回の投稿で、テーブルを上下に並べるように投稿してみる。

 


















































何が問題か知ることが第一歩。
 → 目的を果たさない、目標を達成しない。原因と対策。

  目的も目標も明らかにされていないことが多い。
◎企業の究極の目的は、お金を稼ぐこと。
評価指標 

 三つの指標

 1.純利益

 2.投資収益率

 3.キャッシュフロー

工場を動かすための作業ルールを作りなおす
工場のための三つの指標
 1.スループット
 スループットとは、販売を通して作り出すお金
 2.在庫
 在庫とは、販売しようとする物を購入するために投資したすべてのお金
 3.作業経費
 作業経費とは、在庫をスループットに変えるために費やすお金
○質問
・ロボットをラインに投入して売上は上がったか?
 ロボットで作る量を増やすと効率が上がるため、オーダーのない部品までつくっていた。 
 効率を最優先にしていたため、利益が上がっていないことに気づかない。
 お客様の注文に遅れていることの重大さに気付かない。
 アイドルタイムをプロセスタイムに変えようと必死になる。

質問:ロボットを使った生産性とは、どの観点から見た生産性かね?
間違い:市場の需要に合わせて生産能力を縮小しても、スループットや在庫には影響しないと考えている。
従属的事象:ある事象が起きるために、その前に別の事象が起きなくてはならないこと
統計的変動:その時々によって変わる変化
工場のリソースを二つに分ける
・ボトルネック
・非ボトルネック
  ボトルネックとは、その処理能力が、与えられている仕事量と同じか、それ以下のリソースのこと。
  非ボトルネックとは、逆に与えられている仕事量よりも処理能力が大きいリソースのこと。 
 間違いだらけのルールにただやみくもに従うと、それがどんな悲惨な結果につながるか理解していない。
 問題の存在すら気づかず、また同じ過ちを(本人は過ちと思っていない)犯そうとしている。
過ちとは何か?目的や求める目標と違う結果が出ること。
評価が必要な理由
 1.お金を儲けるという企業の目標に向かって、どれだけその目標に近づいたのか把握する。
 2.組織の中の各部署、各人が組織全体の立場に立って、何が有益なのかを理解し、それを実行させることにある。
制約条件の理論
ステップ1.制約条件(ボトルネック)を「見つける」
ステップ2.制約条件をどう「活用する」かを決める
ステップ3.他のすべてを「ステップ2」の決定に「従わせる」
ステップ4.制約条件の能力を高める
ステップ5.「警告!!」ここまでのステップでボトルネックが解消したら、「ステップ1」に戻る。
ただし、「惰性」を原因とする制約条件を発生させてはならない。
思考プロセス
1.「何を」変えるのか?
2.「何に」変えるのか?
3.「どうやって」変えるのか?
周囲の力に頼ることなく、自分たちでできるよう、自らが学ばなければ駄目だ。

1 件のコメント:

  1. 会社の目的は本当に「お金を儲けること」でよいのだろうか?

    お金とは何か?

    もしお金が誰かによって恣意的に作られ、意味がないものならどうなるだろう?・・・今のジンバブエ

     今の通貨も中央銀行の発行と、銀行による信用創造。

     つまり、誰かが借りることによってお金が生み出されていく。
     借りられる人の条件、借りる目的が銀行に意に添わなければ融資されない。

    地球を一つの企業と見た場合、地球の目的は何だろう?
     地球の一部としての国家の役割、各自治体の役割、各企業の役割、各個人の役割はなんだろう?

     目的がもし「より良く生きる」ことなら、「お金を儲ける」という指標は、本書の言う「効率」「生産性」と全く同じになってくる。

     誰も頼んでいない武器や兵器、戦争というサービス、嘘や副作用のあるワクチン、欺瞞に満ちた金融商品、これらは不良在庫にあたらないのだろうか?

     環境を破壊し、資源を無駄遣いしてまで何かを作らなければならないのだろうか?

     機械化、自動化をして、生産調整をし、失業者があふれ、企業は儲かるが、景気が悪くなり、結局、市場が小さくなり、企業も縮小していく。

     そもそも直して使うより、使い捨てのほうが効率的とは、何かが間違っていないだろうか?
     資源を無駄に使い、ゴミを増やし、環境を破壊する。

     環境を整備する。より良く生きる。
    税金は取るのでなく、与える。
    より良く生きるために働き、仕事が自己実現の喜びの場であるように。
     企業のなかで自分が何のために何をしているのか、
    企業は環境にどんな影響を与えているのか目に見えるようにする。
     国家がきちんと昨日より今日、そして明日がよくなっていくように、なすべきことがわかるように。

     
     何が問題なのだろう?

     社会システムを見直す必要があるのでは?

     いまの社会システムは何を基準にしているのだろう?

     GDP、国民総生産・・・本当にこれを大きくすることがいいことか?

     いまの経済学は本当に正しいのか?

    環境を良くしていくこと

    安心に安全に清潔に生活し、調和がとれていること

    地球には、太陽から無限のエネルギーが降り注ぎ、
    地球自体も中心は熱く燃えており、表面は快適に、さまざまな生物が調和している。

    調和を乱すことは犯罪に等しいと思う。
     

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