1分間を割いて立ち止まり、
自分を見つめよう。
そうすれば、
自分を大切にするにはどうすれば良いか
ほかの人たちを大切にするには
どうすれば良いかわかる。
「わたしが以前よりも幸せだと思えるようになったのも、
単純なことからだよ。
つまり自分自身と同時に、
ほかの人のことも大切にするようにしはじめたからさ。」
まず自分自身を大切にしなければ、
どんなことも、また何人をも、
大切にすることはできない。
「自分自身のための1分間」要約
≪それは何か≫
- 自分自身を大切にすることと、家族や、友人や、仕事を大切にすることのバランスをとる。
- ほかの人たちに自分をこう扱ってもらいたい、というやり方で自分を扱う。
- 立ち止まり、見つめ、耳を澄ます。
- 自分自身のために一分間を、毎日数回とり、立ち止まってこうたずねる
「いますぐ自分自身を大切にするよい方法はないか」と
- 答えは自分自身の中にあることを知っている。静かに、自分自身の「最上の自我」の知恵に耳を傾け、それを待つ。
- 最善の策を発見したら、それをいつも行う。
- 自分自身に与え、自分自身から受け取る。
- そうすればわたしはより幸せになる。
≪なぜそれがうまくいくのか≫
- ほかの人たちを大切にするように、自分自身を大切にすると、より幸せになる。なぜなら、自分自身を大切にすればするほど、自分に対しても、ほかの人に対しても、憤ることが少なくなるから。
- そして、それだけ愛情豊かな人間になれるからである。
ほかの人たちを助ける最上の方法の一つは、
ほかの人たちにも自分自身を
より大切にすることを勧めることである。
またそうしたときには、
それに十分報いることである。
自分自身を大切にするようにほかの人たちを励ます。
ほかの人たちが、自分のことを大切にすれば、
彼ら自身が幸せになるだけでなく、
わたしも幸せになる。
「相手を大切に生きる」要約
- あなた(相手)というのは、あなたにとっては自分のことである。
人は基本的にはみな似たりよったりである、あなたも私も。
このことがわたしがしっかり頭にたたきこんでいれば、
あなたが自分を大切にすることを、わたしは手助けできるのだ。
- あなた自身を大切にすることが、あなたの役に立つように、
わたし自身を大切にすることが、
わたしの役に立つことを承知している。
- わたしはさまざまな多くの方法で、あなたを助けることができる。
- あなた自身を大切にするのを助ける最善の方法の一つは、
あなた自身を大切にするように勧めることである。
なぜなら、そうすることによって、あなたはより幸せになれるからである。
- あなたがより幸せになれると、ほかの人たち(わたしも含めて)も、
あなたと一緒にいることがより幸せになる。
- わたしにとって、また自分のまわりの人にとって、
いかにそれが素晴らしいことであるかという最高のお手本として、
自分自身を大切にするために立ち止まる。
- ほかの人たちが自身を大切にするのを、
わたしが助けているときに、
わたし自身の生き方のバランスもとれ、思いやりが深くなる。
さらに、ほかの人たちが自分自身でそれを
実践する場に自分も言わせたときもそうである。
- あなた自身を大切にすれば、あなたもわたしと同じように、
ほかの人たちを大切にするのを助けることになる。
「お互いを生きる」要約
次のことを覚えておくこと。
ほかの人たちとより良い関係をつくるのに役立つ。
- お互いを大切にすれば、自分人の持つ「最上の自我」にお互いに触れることができる。
- 自分たちの第一義的なニーズを満たすことを人との関係に求めると、失望という苦痛を味わうことになる。
- お互いが、それぞれ自分自身を成長させれば、お互いがより成長できるようになる。そうすれば、お互いに相手のことをもっと愛せるようになるし、楽しく受け入れることができる。
- 愛されるよりも、愛する人間になることのほうが大事だ。
- お互いが、それぞれ自分自身を大切にすると、そのときには小さな行き違いや葛藤が生じても、そののちに、もっと大きな深刻な対立になるのを食い止めることができる。
- お互いが心に誓うべきことは、お互いがそれぞれ自分自身から逃避せずに自分自身を大切にし、また相手を大切にすることである。
- 自分自身と素晴らしい関係を持ち、相手の人もその人自身と素晴らしい関係をもっているときに、はじめて二人の関係は素晴らしいものとなる。
世界中のすべての人が
自分自身をより大切にすれば、
世界中のみんなが自分が一層
大切にされているように思うだろう。
そうすれば、お互いのことももっと真剣に
大切に考えるようになる。
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