賢く生きるな楽しく生きろ
伊藤守
ディスカバー21
どんなことがあっても、
関わりだけは絶たないで。
怒りなんて、一時的なものだから。
何かを話すかではない。いかに聞くか。
相手にいかに話させるか。
100万の励ましの言葉より、
話を最後まで全部聞くことが、
相手を何よりも勇気づける。
何を話すかではない。
誰が話すかだ。どういう状態で話すかだ。
大事なのは、話の内容ではなくて、
どういう声で、どういう表情で、どこから話すかだ。
言葉にばかり気を取られていると、顔つきが悪くなるよ。
人の心なんか読めなくていい。
でも、人の心が感じられたら、とてもいい。
人は理屈では動かない。
感動が人を動かす。
感動だけが、人の潜在的な動機を刺激する。
ただし、感動は、映画や特別な空間にあるわけじゃないよ。
つながっているという実感がない人は、
自分のために生きるとか、
他人のために生きるとか言う。
自分だけ良くなろうとするから苦しい。
人をうまくいかせることに力をつかいなさい。
どうしたら自分はもっとよくなるのか、
ということから自分を解放しなさい。
それが結局あなたをうまくいかせる。
友だち?ひとりいればいい。
友だちの数を増やすことより、
心を開くことをおぼえた方がいい。
心を開くってどういうことかって?
人に笑われちゃうことだよ。
鼻であしらわれちゃうことだよ。
もしきみに、たったひとりでも、
友だちと言える人がいるのだったら、
人生は最高のものだろう。
支援してくれる人がいるのだったら、
それが勇気になるだろう。
きみが正しいからとか、
善いことをしているからではなく、
きみという人を支援する人が
いてくれたら。
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人生意気に感ず
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