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伊藤守氏へのインタビュー Vol.1
- それでは、伊藤さん、よろしくお願いいたします。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
- 伊藤さんと言えば、コーチングの会社だけでなく、出版やインターネットの会社も設立し、成功されています。コーチ・トゥエンティワン、コーチ・エィもとても大きくなりました。ここまで会社を大きくされてきた伊藤さんですが、今回はコーチとしてではなく、社長として伊藤さんがどのようなことを意識しながら、日々過ごされているのかをお聞きしたいと思います。
はい。一つは、人を採用するときに仕事で採らないということですね。即戦力という言葉のもとスペックで採ると、スペック以上のことをやらないようになってしまいます。会社というのはスペック以上のことをやってくれないとうまくいきません。人を採ることでそこにシナジー(相乗・協力作用)を創り出したいわけですから。なので、私の場合、人柄で採るというのが基本です。人柄がよければ、どんな仕事でもうまくいきますからね。
- ただ、短い時間の面接で、見極めることって難しいですよね。面接の時にはいいと思ったのに……ということも生じると思いますが、その辺はどうしていますか?
何回か失敗するんですよ(笑)。失敗したときには、どうもスペックで採ってしまったんだなと思うよね。そして、何がスペックだったのか、期待していたことは何だったのか、話し合います。ITの業界はそれで伸び悩むところが多いと思うんですね。スペックで人を採用するので、自分のスペックに合った仕事だけを行い、それを超えてしまうと、「僕はそういうタイプじゃない」とか、「そこまで強いないでください」と言い出す。
いま ここから始めよう
いまが最悪のときだとしても
いまここから始められる。
ひとが自分に
影響することを許すかどうかは、
自分で決められます。
だから、いまそこから始めよう。
ひとにひどいこと言われて傷ついたって?
ひとに「ひどいこと言われたら傷ついて当然だと、
思い込んでいるから、傷つくのです。
誰も自分を傷つけたりできないと
思っている人を傷つけるのは、とてもむずかしい。
だれかに傷つけられたと思い込んでいる人は、
仕返しするのは当然だと思っている。
仕返しは止める。
そこから始める。
犠牲者を演じるのか、
自分で責任を引き受けるのか。
そこから始める。
煮詰まった。
嫌われた。
限界だ。
もうだめだ。
人生、そこから始まるんです。
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何度でも読みたくなる本です。
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